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私の作品はアミです。このアミは結び目ごとに宝珠があって、それが無限につながっており、お互いを映しあっています。
物質も生命体も、人間社会も全宇宙もさまざまな帯域から成りながら、それでいて決して個々がバラバラではなく互いに密接にからみあい、相互に影響を及ぼしあいながら発展してゆきます。
私は自分の生きるワケを、人の存続する意義を環境との接点に求めます。
そこで繰り広げられる物語は、圧倒的なエネルギーのからみあう物凄い光景に出会う事が出来ます。
『バタフライ効果』という言葉を聞いたことありますか?
北京で蝶が羽ぱたくとニューヨークの天気が変わるというやつです。
物質も生命体も人間社会も全宇宙も、さまざまな帯域から成りながらも互いが浸透しあうように絡みあい影響を及ぼしあう……
局地的に起こった変化が広大な世界をも変えてしまう可能性を秘めているという喩えです。
私はそんな光景のなかで生かされてます。
「占い」は一般的に「fortune-telling」と英語訳するが、ディヴィネーションは「神々との対話」という意味を本来もっている。
かってこの国では、春の訪れとともに芸能者の姿を借りて神々が降りてきた。
村人達は華やかで底抜けな宴をもうけその御告げを聞いた。
昔も今も人々は、星に札に、手に顔にと未来を見ようとする。漠然とした不安をかりたてるその先に、何が待ちかまえているかを知りたくて、とても平静ではいられないのである。
20世紀、この命題に答えつづけてきたのが科学であった。すべてを合理的に捕らえてゆく世界の実現である。長い歴史の中で培った必然的な理由は無視して、目の前に空間を確定していった。そのうえ自然とのシンクロを怠り心の瞳を閉じてしまった。
かつてr科学の種」と言われた神秘は何処に置き忘れてしまったのだろうか。
我々は、目に見えない知力をもった何かと共存していることに、今ようやく気付いた。
「気配」のような不確定な空間から、甘美で危険な神々の囁きがもれてくる。
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